感想を書きたいシナリオは山ほどあれど、感想を書くのに時間がかかりすぎるー。遅筆っていやぁねぇ。
というワケで今回は【Atlasの灯】と【猫耳少女と愉快なメガネ達】ですー。
なんか感想というよりも、シナリオ紹介な気がするけどキニシナイ!(゚3゚)


【Atlasの灯】(現在7話までプレイ)
『普通の人』ことベニヤ板さんのオリロボシナリオです。あれ、なんか違和感があるぞ。
実はかなり前にプレイした事があったんですが、ストーリーや世界観がシナリオを書くのに影響を受けそう&システム面がちょっと複雑に感じたと言う事でしばらくプレイしておりませんでした。うひぃ。
その影響を受けそうな世界観ですが、ああいうの大好きです。
異文化なんかは結構ゆるゆるとしてますが、おぢさん、本当はああいうのが書きたいんだっ!……ってくらい好きです。
(その憂さ晴らしが異文化の外伝なのですが、話が逸れそうなので遥か彼方に飛ばします)
話を戻して、ストーリーは鬱々としているというか、清々しいくらいに容赦がないです。
条件を満たしても、多少展開がマシになるだけで救われません。だがそれが良い。
そして世界観。人間が夕日を浴びると化物になるというトンでもない世界ですが、それによってこの作品に夕日のイメージ(哀愁とかそんなの)を感じさせ、それがストーリーと見事にマッチしてるなーと思いました。
システム面でも、会話インクルやアイテム合成、装備アイテムの組み合わせによる武装追加、レベルの調整等、SRCシナリオとしてだけでなく一つのゲームとして楽しめます。
自分なんかは作る当初から、そういったシステム面やゲーム的要素を切り捨てていたので、余計感心させられました。
ただ難点として、自身も仰られていたのですがストーリー面でもシステム面でも人を選ぶシナリオです。
しかしその分、嵌る人にはどっぷりと嵌れる、そんなシナリオだと思います。
あっとはー、ストーリーが容赦なく、システム面でも多少手間をかける必要がある(そこが良い所なんですがー)ので、気軽にプレイするというよりは、どっかりと腰を据えてプレイするシナリオだなーと思いました。




猫耳少女と愉快なメガネ達】(最新話(3話)までプレイ)
最近では数少ない、SRW系シナリオも手がけているはばたきさんのシナリオです。
なんていうか、良い意味でバカです。「バカ」というと失礼な言葉ですが、この場合は褒め言葉として考えてください。だって、他に良い言葉が浮かばないんだっ!
パロディネタが満載、しかしそれを許せる展開、キャラクター同士の掛け合い、女子高生、女子大生、河童! 河童!!
容赦のないストーリーや世界観の話も好きですが、こういう話も大好きです。久々にSRCシナリオで声出して笑いました。
特に第2話のマップ、指摘されるまで気づきませんでした。指摘されて大爆笑ですよチクショウ。
もう、深く考えたらいけない。ノリを楽しむシナリオです。
ただ難点というか、個人的な好みの問題ですが、第3話はパロディネタがくど過ぎたというか、1,2話に比べてインパクトが弱かったなーという印象を受けました。
もう少しパロディ分を薄めて、オリジナル要素を入れて笑いが欲しかったなーというのが正直な感想です。
(ただ、笑いのツボは人それぞれなので、自分の意見が正しいとは思ってはいませんがー)
先に紹介した『Atlasの灯』が、腰を据えて遊ぶシナリオなら、このシナリオは逆に気軽に遊べるシナリオだと思います。
笑いが欲しい方は、一度プレイしてみてはいかがでしょうかっ。