書き溜めてた感想をぶちまけるぜー。
他にも感想書きたいシナリオがあるのですが、それはもうちょい調子が戻ってからで(´・ω・`)


『凶風のスカイファング』(7話)
『獣魔戦機ティーア・ツティーレン』(16〜17-1話)
『トゥルーシア=アリリス』(最後まで)
『死神探偵スズキ』(6話)
『第3回SRC学園シナリオコンペ』(5作品)
以上5本で。ネタバレも含むので隠しー。


【凶風のスカイファング】作者:H・Tさん(id:Hasimoto)
新キャラ達が実にイカス。特にセイさんはたまらん。ああいう腹黒というか打算的なキャラはイエスだね!
6話もそうだけど、絶望チックな世界観が具体的な形が出てきてから俄然面白くなってきました。
ワールドガーディアンの存在も良いアクセントになってて良い感じです。
戦闘システムも面白いけど、ストーリーも面白いですよ。というかこういう世界観大好き。
自分じゃこういう世界観とかワールドガーディアンみたいな設定が作れないから羨ましいです畜生。
これからもっとハードな展開になっていくことを期待します。ハァハァ。


戦闘パートはセイの運用で痛い目を見ました。初期配置でバカスカ撃ちまくってたら敵フェイズで落とされた(ノ∀`)
一番クセのないユニットだと思ってた白騎士も、キャラがクセのある特殊能力持ってて噴いた。いや、このゲーム気力すぐ溜まるからそこまで使い辛いワケじゃないですけども!
新キャラ達は性格も能力も曲者揃いで、戦闘システムも相まって使ってて楽しいです。
偵察行動で姫様に近接攻撃補助プログラム持たせてホーンブレイクずっと俺のターン!とか。
そんなこんなで遊んでたら、総得点が129万になってました。幸運持ちの原雄万歳。あへあへ。


あ、メタフォのアイコンリク消化してなくてすみません><


【獣魔戦機ティーア・ツティーレン】作者:深影さん(id:mikage08)
16話。うぅん、ちょっとプロローグが長い気がする。ダレる一歩手前まで来ました。
かと言ってどのシーンも伏線があるからカットするワケにもいかなかったんだろうなーとも思ったり。
自分もプロローグが長くなるクセがあるからなー。人の事言えないし改善方法とか分からないから言い逃げにしかなってないや(´・ω・`)
戦闘パートでは無駄に防衛対象をノーダメージでクリアしようとしましたが無理でした。畜生。
ファングツェーニヒツを上手く使えば出来たのかなー。
エピローグではケロちゃんとキマちゃん(なんつー略し方だ)が合流しておじさん大喜び。
うん、やっぱりこのコンビ好きです。
17-1話。やべー、続きが気になるー。
タバコのおにーさんとアイオーンの会話は、洋平クンを助けるフラグだろうか。


【トゥルーシア=アリリス】作者:エグゼさん(id:zo-exe)
個人的に今後の活躍が楽しみな新鋭作者さんの一人です。うわ、なんという上から目線。
『-THE RIDER HEAVEN-』の続きをプレイしようと思ったら公開停止になってたのでこちらをプレイ。
キャラ同士の掛け合いは凄く好み。だけど1話は起承転結の起〜承の間が長くてちょっとダレました。
あと台詞に「www」はちょっといただけないかなーと。2話のような使い方なら問題ないんですがー。
そんな感じで話の構成とかでは気になった部分が若干ありましたが、設定とかは面白いです。
というか全2話というのは勿体無いなー。1話エピローグでのアリリスの言葉責めとか、キャラも個性的で好みだったし、設定とそれに関連して戦闘パートも面白く出来そうな要素が沢山あったので。
本当に全38話とまでは言いませんが、10話前後くらいの短編でも続きが見てみたいと思いました。
テキストを覗いたら「今後も気が向いたらお話追加するかも」と書いてあったので『-THE RIDER HEAVEN-』の再公開と合わせてこっそり期待してます(`・ω・)


【死神探偵スズキ】作者:浦瀬ヒガタさん(id:mstpp00)
今回も独特の空気を出してる話。毎回ちゃんと作者の個性が出てるって凄いよなーと思いつつ。
オチも実にこのシナリオらしい結末でした。聞き込みの段階で窃盗団の話があったのはこれの伏線だったのねっ。
ただ、面白かったのは間違いないんですが、ちょっと物足りなさを感じました。あっさりし過ぎというか何というか。
でも今回の話で、物語の核心に迫りそうな伏線があったので次回に期待が持てます。


【第3回SRC学園シナリオコンペ】
収録順にプレイしたんですが、感想は思いつくものから書いてたので順番ばらばらです。
残りはまた後日にー。


【駆け抜けた、その先に……】制作:木藤さん
ストーリーも戦闘パートも前回以上に作り込まれてました。
特にストーリーは木藤さんらしさも出て格段に良くなったなーと思います。
ただ、ラスト付近のどんでん返しが「別にこうじゃなくても良かったんじゃね?」と思えたのは残念です。
「今までの話の流れとその結末を見ても、そうならざるを得ない」「こうしなきゃ話が成り立たない」と、受け手側に思わせる説得力があればより映えるシーンだと思いますが、それが少し足りなかったかなと。


【シロイユメ】制作:高野M明さん
これはやばい。ストーリーや展開は重いです。でもその重さが心地いいです。
特に山場の盛り上がり方は半端ないです。背中がゾクゾクしました。ゾクゾク美ぃ!
結末は少しやりきれないものがありましたが、それもまた良い。救いがあるから。
戦闘パートがクイックロードに頼らないとちと厳しかったのと、プレイヤーが学園の設定を知らないと厳しいかもしれない部分があったのが難点ですが、ケチつけれるのはそれくらいしかないです。うわーん!


あとシナリオとは関係ないんですが、主役の子のアイコンが自分のやつだったんでうれし恥ずかしかったです。きゃー!
なんか終始「痛い?そう言って感じてるんでしょ?」的なことをされてる気分になったシナリオでした。


【敵と書いて友と読む】制作:狼二世さん
良い意味での学園青春ドラマという感じで、締め方も実に爽やかでプレイ後の気分も良かったです。
ストーリー自体はあっと驚く部分はないものの、変に飾らない所が逆に良かったと思います。
戦闘パートは面白かったけど凄く苦労しました。あと一歩で挫折するところでしたよ!(何


【Run Together】制作:マイヤーさん
起承転結が綺麗。特に山場の盛り上げ方なんか凄く上手い。背中ゾクゾクきました。
オチも綺麗に落としてる。さりげない伏線が素敵です。
そういった基本がしっかりしていて、ストーリーの書き方のお手本のような話でした。
戦闘パートもゲーム要素がちゃんとあって面白い。全体的にバランスの取れたシナリオでした。


【ネームレス・ディザイア】制作:彩華さん
他の方の感想にもありましたが、収録順が絶妙過ぎます。
内容はただ会話が続くだけのシンプルなものですが、TRPGをほんの少し齧った身としてはニヤリとする会話があったり、
物書きとしてつい共感してしまう会話があったり、ストーリーを楽しむのとはまた違う楽しさがありました。
他の12作品とは全く毛色の違う作品で、これぞコンペの醍醐味だなーと思いました。